コーヒーカップ一杯の話

限界オタクが体験したことを綴るだけのブログです

今年の抱負と映画の話

こんにちは。お久しぶりです。二か月ぶりでしょうか。深山です。

一月が多忙なため、一切投稿ができなかったことをお詫び申し上げます。

これから少しずつではありますが、投稿を再開したいと思います。

 

タイトルにもあります通り、今回は抱負と映画の話です。

まずは抱負についてですが、いくつかあるのでそれを書きたいと思います。

・計画的に行動する

・やせる

の二つになります

まず一つ目。計画的に行動する

私は怠惰な性格ゆえ、好きなことは率先してやりますが、苦手なことや締め切りなどは限界ギリギリまでやらない人間です。

いつも締め切り前は徹夜状態で作業を行い、合格点ギリギリのものを出すそんなダメな奴です。

今年は個人的に節目の年になりますので、ここで一旦切り替えていきたいと思います。

具体的にはスケジュール帳に予定を書き込み、一日に一度はそれらを確認するということですね。

また、一日の終わりには次の日の行動計画書を作り、それに沿って行動していきたいと思います。

後は読んでしばらく放置していた先延ばし克服完全メソッドに基づいた行動を心掛けていきたいですね。

本書はなぜ人間は先延ばしをするのかや、先延ばしを克服するには具体的にどのような行動をすればいいのかを非常にわかりやすく説明している本になります。

気になった方はぜひご一読ください。

先延ばし克服完全メソッド ピーター・ルドウィグ https://www.amazon.co.jp/dp/B07DVBVTQN/ref=cm_sw_r_tw_dp_M01S88959Q4Z6FF99TMB

 

さて二つ目ですが、やせるですね。

私は精神的に病んでいた時期がありまして、その時に食事をろくにとらないし、睡眠もほとんどとらないという生活をしていました。

周囲の助けもあり、長期休養を取ったのですが、今までとらなかった栄養を摂るためにたくさん食べるように心がけました。また薬の効果が強く、少量でも服用すれば常に眠気に襲われるという生活でした。

そうです。食っちゃ寝してたんです。そして体重がどんどん増え、半年でなんと10kgも太ってしまったのです。

これはいけないと思い、ダイエットや運動をしたのですが、三日坊主に怠惰な性格がたたり、リバウンドを繰り返していました。

その為今年は何とか一年かけて10kgやせようと考えています。

食事を無理に抜かず、しかし摂取量を抑え、かつ運動をする。飽きないよう努力していきたいですね。

 

他にもいくつか目標があるのですが、あまり立てすぎると頓挫しますので、主に上記に挙げたこの二つの目標の達成を目指していきたいと思います。

 

さて、続きまして映画の話になります。

私はここ数年程、映画を一切観ていなかったのです。

最後に観たのが、映画デッドプールですね。

なんとなく面白い映画が見つからなかったことと、映画を観る気力がなかったことが主な要因です。

しかし、ようやく仕事のピークを終え、休息が取れるようになったので、ここで興味のある映画を観てみようと思い立ちました。

そしてさっそく某大型レンタルショップで会員登録を行い、映画を借りました。

タイトルは「日本のいちばん長い日」

私が借りたのは原田眞人監督による2015年版です。

旧版は見つからなかったため、先にこちらをレンタルいたしました。

前評判では「平成版はよくない」という話を聞いていたため、身構えていましたが、実際蓋を開けてみたら面白かったです。

以下ネタバレを多分に含みますので未視聴の方は十分にお気をつけください。

 

まず登場人物のセリフが良いのです。

東条英機が陸軍将校たちに檄を飛ばすシーンや、「陸軍にまともな思考はない」と断じられた時の鈴木貫太郎の受け答え、東条英機が軍をサザエに例えた際の昭和天皇の静かな怒り。

言葉選びが今は聞かないものや、ユーモアに富んだもの、しかし各登場人物が持つ信念を表現していたのが良かったです。

 

また、昭和天皇を含め、ほとんどの登場人物が「ひとりの人物」として描かれていたのが印象的でした。特に主要人物である昭和天皇鈴木貫太郎阿南惟幾の三人がそれぞれ特別視されることなく一人の人間として描かれていました。

特に昭和天皇は神聖視されたり、特別扱いされたりするのだろうかと思っていたのですが、雑草をむしるシーンや、自分の思いを静かに語るシーン、阿南の娘の結婚式を心配するシーンなど人間味あふれる描写がいくつもあったことを記憶しています。

旧版は戦後まもなくの作品ですから、また扱いが違うのでしょう。それを比較するのも面白そうです。

阿南惟幾が将校たちの不満を抑えながら、ポツダム宣言の受託を受け入れる方向へと進むなど、一言では表せない濃密さがありました。

 

ここまで絶賛していますが、わからなかった部分もあります。

それは陸軍の暴走についてです。

彼らは徹底抗戦を行い、本土決戦で2000万の命と引き換えに勝てると見込んでいました。

もし和平を受け入れるとしてもぎりぎりまで戦ってからということが念頭にあったようです。

終戦時の日本の人口は7200万程でしたので国民の27%を失えば勝てると言っているのですね。

これは陸軍全体の共通認識でした。

将校たちが阿南惟幾に対して本土決戦を頼みこんだり、反乱を起こし、政府を乗っとり、本土決戦を行おうと画策していました。

海軍は「すでに日本は負けている状態のため、すぐに和平を結ぶべきだ」と主張しています。しかし陸軍は「負けてなどいない、和平を結ぼうとする連中は国賊だ」とまで言っています。

この時点では原爆や東京大空襲で多くの人間や土地が犠牲になりました。

また、各国との戦いにおいてもかなり苦戦を強いられていました。

さらにアメリカやソ連の参戦など、日本の敵はどんどん増えていきます。

私個人としては本土決戦をして国民の3割を犠牲にして、追い返すことはできたとしても勝つことは厳しいんじゃないのかと思うのです。

しかし、陸軍将校たちは口をそろえて「本土決戦」を主張します。

これは一種の狂気であり、強迫観念のようなものだと感じました。

なぜ彼らがここまで徹底抗戦を主張したのか、彼らの言う大和魂とは何なのか。

ただならぬ信念であることはわかりましたが、理解できない信念でもありました。

これは私の勉強不足からくるものです。

なんとなく歴史の流れは把握していたのですが、陸軍がどのような組織だったのか、何が彼らを暴走させたのかなど細かいところは把握していませんでした。

ですので、少しずつ歴史の本を読んで分析していきたいと思います。

 

まとめになりますが、平成版「日本のいちばん長い日」は非常に面白い作品でした。DVDを購入し、擦り切れるほど何度も観たいと久々に思える作品でした。

やはり映画は良いものですね。時間があるときでないと観れないのが欠点ではありますが、観ている間、観終わった後の余韻などどれも何物にも代えがたい時間です。

他にも観たい映画がたくさんあるのでそれらを少しずつ鑑賞したいと思います。

さて、紙面が尽きてまいりました。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。