コーヒーカップ一杯の話

限界オタクが体験したことを綴るだけのブログです

好きな香りを作ってきた話

こんにちは深山です。

今日もコーヒー飲んでます。

昨日までは業務スーパーの安いコーヒーを飲んでいたのですが、今日からはカルディのコーヒーにグレードアップしました。

酸味が抑えられていて非常に飲みやすいコーヒーです。

業務スーパーのコーヒーは結構酸味と苦みが強かったのですが、今回から飲んでいるコーヒーは苦みも少ないです。

コーヒー初心者の私にはとても合っていて飲みやすいです。

 

さて今日は少し遠出をしまして、オリジナルの香りを作ってもらいました。

場所は大阪、THE FLAVOR DESIGNさんのところでファブリックミストを作ってきたのです。

店内の画像はないのですが、棚に並べられた多くの香水がありました。

この香水から2~3種類を選ぶのです。

1つずつかいで香りを確かめます。

私は甘めの香りが好きでかつリラックスできる香りがいいと思い、2種類選択しました。

番号は4番と63番。

他にもスパイシーな香りから木の香り、入浴剤っぽい香りなど様々な香りがありました。

さて、選んだこの二つを入り口で渡されたカードに記入します。

 

その後名前を決めました。

私は根っからの中二病なのでなんかかっこいい言葉にしようとしていました。

「adolescence:青春」「philosophy:哲学」「Idea:イデア」…

そこで私は思い出しました。

このファブリックミストは元々私の好きな香りを詰め込んだものにしたもの。

さらにコンセプトは感情をコントロールできるもの(※アンドロイドは電気羊の夢を見るかに登場する情調オルガンをモデルとしている)がいいと。

嗅ぐだけで人々を幸福にさせるものが香水なのだから、幸福そのものを形にしたものが香水なんじゃないかと思ったのです。

そこで考えた名前が「Eudaemonics:幸福論」!

実に中二病らしい名前じゃないですか!

文字は13文字以内がきれいに収まるとのことでしたので、文字数的にもぴったりです!

そして筆記体かタイプライター風の文字をラベルに入力してもらいます。

感情のコントロールなんて実にSFらしいし、幸福を形にしたものを機械的に販売していたら、ディストピアっぽくて実にいいななんて考えながら、カードに「Eudaemonics」と記入し、横にタイプライターと書き込みました。

 

その後、カードを店員さんに渡し、調合開始です。

最初は4番の香りと63番の香りを同じぐらいにしてもらいました。

そして一旦香りを紙に吹き付け、外で香りを試します。

うーん確かに甘くていいんですが、ちょっと癖が強いかなと。

そこで4番の香りを抑えめしてもらいました。

もう一度外へ、さっきよりもムスクの香りが強く感じなんかいい香りに。

これで最終決定しました。

 

ここでちょっと失敗したなと思ったのはもう一つ気になっていた香りがあったんですよね。

その香りがバニラっぽい甘い香りでくどくなるかなと思ったので、二種類だけにしたんです。

せっかくなら三つで試して香りをかいでみたかったですね。

スパイシーな香りを加えてもらうのも良かったかもしれません。

 

何にせよあっという間に調合終了。

ラベルを貼ってもらってお会計。

合計金額は4950円でした。

100mLで5000円は安いのか高いのかよくわかってません。

ただ他の香水店では1万円するものとかもありますから、パフォーマンス料金やオーダーメイドであることも鑑みたら良心的な値段かなと思います。

 

出来上がったのが下の画像になります。

(撮影許可をいただきました)

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私だけの幸福論を詰め込んだファブリックミスト。

おしゃれでいい感じです。

お会計の時に教えてもらったのですが、私が選択した香りはお香の香り(特に白檀を主としている)とシャンプーなどに使われるホワイトムスクの香りだそうです。

普段ホワイトムスクの香りなんてまとっていなかったのでびっくりしました。

それにお香が割と好きなのでまさか白檀の香りを選ぶとは思いもしませんでした。

 

さて今回私が気づいたことは2つありました。

1つ、においをかぎすぎて鼻がピリピリして後半はどの香りがいいのかわからなくなる。

私の他にもお客さんがいたのですが、彼女たちも「鼻ピリピリしてやばい」って言ってました。

これ!っていう香りがなかった場合、何度もいろんな香りをかいでしまうので、余計に鼻が痛くなりそうです。

これはお会計後、30分ぐらいで収まりました。

2つ、香りの調合楽しい…。

自分の好きな香りが作れるんですよ!

香水店でもいまいちピンとこなかった香り。

あと一押し何か欲しいと思ってしまうあの香水。

それが組み合わさって自分の好みの香水になる瞬間!

すごく良いです。

 

特に後者。

自分で好きな香りを作ってみたい。

誰かに販売するわけじゃなく、本当に個人で楽しむものとして作りたい。

例えば自分の創作に登場する人物が付けている香水を作ってみたい。

哲学や幸福論のように様々な命題をテーマにした香水を作ってみたい。

創作意欲がものすごい湧き上がるんですよ。

テンションが上がる…。

世の中には自分の推し(キャラクターであったり人物であったりカップリングであったり様々)をイメージした香水を作っている人もいるとか。

これは作るしかねえ!

個人で楽しむ分には調香はよいらしいので来月あたりには作ってるかもしれません。

というか道具ぐらいなら簡単に手に入るので明日当たりに東急ハンズにでも行ってそろえているでしょうね。

精油無印良品とかでも売ってるのでありがたい時代です。

 

今回は色々勉強になった日でした。

まさか香りにここまで魅了されるとは自分でも思ってもみなかったです。

今回作った香りは3日ほど置いたら香りが安定するようになるらしいので、これからが楽しみですね。

試しに吹きかけてもらった紙は自分の財布に入れているので諭吉も喜んでると思います。

さてそろそろ紙面が尽きてまいりました。

また次の記事でお会いしましょう。